メーン講座・月曜イブニング(夜)クラス

新たに2009年10月から早稲田駅至近で月曜イブニングクラスを開設!
*10年6月以降、週末実施の他クラスと合同実施とします。ご注意ください。
募集終了しました。
講座の対象
大学生、大学院生、既卒者、転職をお考えの社会人などマスコミ業界への就職、または
一般企業への就職対策・準備をお考えの方。

講座内容
@全国紙・NHK受験、内定レベルに照準をあわせた講座です。毎回2.5時間の講義
でコンパクトに集中学習できます。一般企業の就職準備としてもお役立てできます。
A最大で6人〜8人程度の定員という学習効果上でも適切な少人数クラスです。
(注)他クラスの講座休止でその受講生が合流する際、または指導上、合同での講義実
施等、一時的に定員を上回る場合もあります。
B講師の山田先生は、受験生自体が少ない地方の大学生を有名各社に多く内定させてい
ます。誰でもチャンスがあり、真剣に努力すれば受かる術を知っています。
C最新の情報、問題意識に基づく業界や仕事の現状を解説します。そのわかりやすさは
毎年内定者から絶賛されます。
D時事問題への対策講義は、復習に最適。新聞の読み方・ニュースの考え方も学習し、
「マスコミ人のものの考え方」も身につきます。一般企業就職の面接にも役立ちます。
一般企業希望者にも社会常識として知っておいてほしい内容です。
E論作文は3〜4回に1回のペースで試験を実施。実際に書き、終了後は受講生相互に
よる検討会で実践的に差がつきます。答案作成だけでなく、他受講生の答案を真剣に読
むことで、多面的な評価のされ方がわかり実力がつきます。
F実際に書いたエントリーシートを用いた面接対策の時間もあります。単なる試験対策
だけではなく、マスコミ人としての不足部分も指摘します。
Gこれら対策を通じ総合的に得られる「強い志望動機・理由」を基にエントリーシート
の作成ができます。面接試験にも自信をもって臨めます。
H作文だけ、ゲスト講義だけという講座ではなく、試験に必要なことを網羅します。
I採用試験通年化に対応し、入会は最短約3〜4ヶ月(12回)単位で随時できます。
時期を問わず学習開始ができます。試験直前、まだ1年生だが早く対策したいという方
など、どんなニーズにも、いつでもすぐに対応できる講座設定です。
J各教室では毎年、一般企業就職対策としても多くの方が利用しています。
Kメンバーズ・ページの利用もでき、全国の受講生と情報交換できます。
L非常勤のアルバイト講師ではないから、同一の講師に随時質問・相談ができます。
M新規入会者には「論作文講義資料」を無料進呈します。
N月1回、主に時事教養講義を行う全クラス合同実施日を設定。刺激を受けられます。
欠席振替制度のご案内
同一週の講座日(同一内容の講義を行う他クラス)に限りお仕事、大学の都合等で
受講できない場合、MSF指定振替対象クラスで受講できます(要・事前連絡。振
替料不要です。なお、この制度は予告なく中止する場合もあります。あらかじめご
了承ください)。また、振替希望クラスが定員の場合やカリキュラム上の理由等で
振替できないこともあります。
*適用の条件など詳しくは、ご入会後、メンバーズ・ページでご確認ください。
O東西線早稲田駅(出口2番)から徒歩5分の通いやすい講座会場です。

講座日程(→講座日程表) カリキュラム例
○原則として、月曜日18時15分〜20時45分の実施です。全クラス合同実施など
異なる日程での実施もあります。詳しくは、講座日程表でご確認ください。
*定員は少人数(最少3人〜最大8人程度)、随時入会ができますが、定員になり次第
いったん締め切りとなります。ご注意ください。
*講義時間にはいわゆる「自主ゼミ」等の時間は含まず、全て講師の指導の下、行われ
ます。なお、最少人数に達しない場合は、充足するまで他クラスでの受講となることも
あります。その際は、ご連絡を差し上げます。

講座会場
早稲田奉仕園「日本キリスト教会館」6階会議室(東西線早稲田駅徒歩5分、副都心線
西早稲田駅徒歩8分)。
全クラス合同実施日や、会場都合により一部日程を「北とぴあ」(JR京浜東北線王子
駅徒歩3分、南北線王子駅直結)または「きゅりあん」(JR京浜東北線大井町駅前)
などでの実施の場合もあります。詳しくは、講座日程表でご確認ください。
*会場は講座内容ほかについて承知していません。MSF事務局へお尋ねください。

講座会費(税込。MSFの受講が初めての方は、入会金1万円が別途必要です)
1受講単位(=全12回):66,500円。
1.5受講単位(=全18回):99,750円→長期一括割引適用)97,250円。
2受講単位(=全24回):133,000円→長期一括割引適用)126,350円。
2.5受講単位(=全30回):166,250円→長期一括割引適用)153,750円。
3受講単位(=全36回):199,500円→長期一括割引適用)179,550円。
3.5受講単位(=全42回):232,750円→長期一括割引適用)203,650円。
4受講単位(=全48回):266,000円→長期一括割引適用)226,100円。

*「1受講単位」(受講期間)は入会・初受講日から連続しての12回です。講座会費
には受講に関する費用のほか、各種事務局サポートなどの費用を含みます。
*初めて入会される方のうち、予備知識がない「受験準備初心者」の方は学習効果を得
るためにも「2受講単位」以上の受講をお勧めしております。
MSFの受講が初めての方は、入会金1万円が別途必要です。受講会費にあわせてお
忘れなく納入くださいますようお願いいたします。


元受講生のメッセージよりこのほか主なメッセージはこちらに掲載
毎日新聞社・営業管理内定 Sさん(元東京教室メーン講座受講生)
昨年の秋採用に落ちたとき、このまま就職活動をし続けるべきかどうか正直迷いま
した。自分のために努力するより、別の形でも社会に貢献することはできるはずだ
と考えたからです。私は焦っていました。
MSFの門を叩いたのは07年の1月のことです。マスコミで働くことは中学生の
頃からの夢であり、企画や制作の仕事がしたいと考えていました。3月には2年間
勤めていた会社を退職しましたが、春の採用試験では受かることができず、新聞社
でアルバイトをしながらMSFに通いました。しかしアルバイトという立場は、そ
れまで一切の責任を担って働いてきた私にとって、思うように仕事ができない苦し
い環境でした。このままでは生産性がなさすぎる、もっと仕事がしたい。会社を辞
めるまでして諦められなかった夢を、私はまた手放そうとしていました。そんなと
きでした。「諦めたら一生後悔する」。きっと先生にとっては、何気ない一言だっ
たのでしょう。しかし、私をもう一度頑張る気にさせるには十分すぎるものでし
た。
先生がおっしゃるからこそ重みがあり、説得力がありました。以来、その言葉が、
ずっと心の支えとなりました。次の試験でだめだったら、きっぱり諦めよう。その
分、今度こそ本気で取り組む。これで私の腹は決まりました。そしてまさに背水の
陣で臨んだ今春の採用試験、私は内定をいただくことができたのです。
山田先生にご指導いただいた1年4ヶ月は、ひたすら自分自身と向き合った日々で
した。放送局でディレクターとして働くことが第一志望でしたが、どうしてなりた
いのか、どんな仕事がしたいのかという根本的な部分がとても曖昧でした。模擬面
接のときも、ありきたりな返答しかできない自分をもどかしく感じていました。先
生や、受講生に忌憚のないご意見をいただきながら何度もエントリーシートを書き
直し、面接も繰り返し行っていただきました。そして最終的には、どんなコンセプ
トでどんな内容の番組か、視聴者の年齢層や放送時間帯まで具体的にすることがで
きました。
先生の授業は直接回答を教えるのではなく、あくまでも答えを導き出すためのヒン
トを与えてくださるというものです。その形式が私にはとても合っていたのだと思
います。決して楽ではありませんでしたが、自分で考え、調べて導き出した分だけ
説得力も増します。エントリーシートが完成に近づくと同時に自分の夢も具体的に
なっていくことが嬉しくもありました。
論作文指導も、私にとって非常に有効でした。元々文章を書くことにはそれほど抵
抗がなく、むしろ得意だとさえ思っていました。しかし、初めて書いた作文の検討
をしていただいたとき、文章を書くのが得意だということと、筆記試験における論
作文での「上手さ」は別だということに気づかされました。「論作文も自己PRの
場である」ということは、以来私の課題となりました。
MSFの講座の中で培ったことは数え切れません。しかし、何よりも私を支えてく
れたのは、山田先生やMSFの存在そのものであり、一緒に学んだ受講生のみなさ
んであったと思っています。試験に失敗し、一人不安になったときも山田先生のも
とで学んでいれば何とかなるという信頼、そして「あなたなら大丈夫だよ」と言っ
てくれる仲間の言葉が、私の力の源でした。多くの身近な人の助けがあったからこ
そ、ここまでこれたのだと感じます。
そして、内定をいただいた会社、つまり、私がアルバイトを始めた新聞社を知るき
っかけとなったのもMSFでした。MSFに入らなければ、今の私はありません。
まさか自分が新聞社で働くことになろうとは思ってもみませんでしたが、これも縁
であり、私はここでやるべきことがあるのだと思います。
常に情報の最前線にいること、自分のアイデアを形にすること、そして、メディア
を通して子どもの成長に携わること。それが私の働く上での指針です。これだけは
いつまでも揺るがず、持ち続けていたいと思っています。
マスコミの世界にそれぞれ飛び出していったかつての仲間たちと、いつかまた今度
は仕事の現場で会えると思うと、楽しみでなりません。

朝日新聞社・記者内定 Oさん(元東京教室メーン講座受講生)
朝日新聞社から内々定の連絡を受けた翌日、私は手続きのために築地の東京本社に
出向いた。まだ容赦ない9月の空に見上げた社屋は、面接で幾度か訪れたときより
もはるかに重厚なイメージを私に抱かせた。緊張と興奮。MSFでは記者として働
くための準備を十分にしてきたつもりだった。しかし、実際にスタートラインに立
つと、ジャーナリズムの世界で本当にやっていく自信があるかどうか、再度自分に
問いかけたい衝動に駆られた。答えはもちろんイエスだが、武者震いがした。
私がMSFの門を叩いたのは、5月の連休明けだったと思う。「受かるためだけの
勉強をしない」という塾の姿勢が気に入って入塾を決めた。また、春の失敗を省み
て、私はジャーナリズムの世界についてもっと知らねば、と考えていた。狙いが明
確だったからこそ、私が在籍した4ヶ月間はとても充実した時間になった。
山田先生は理想的なジャーナリストであるとともに、実に誠実な人間である。
先生の期待を裏切るようなことは絶対にしてはならないと思わせる不思議な魅力が
備わっていた。漢字テストの成績が悪いとき、提出した課題に欠陥があったとき、
懇談で生ぬるい指摘をしたとき、選考の過程で弱音を吐いたとき、先生は私を厳し
く叱ってくれた。当たり前のことができない人間が、記者として、社会人としてや
っていけるはずがない。そのたびに私は本気になれたし、先生もそれに応えてくれ
た。
また、講座の仲間にも恵まれた。エントリーシートの添削や模擬面接では忌憚なく
適切な指摘をしてもらい、講座外の勉強会でもお互いの意見をぶつけ合った。本気
の仲間とともに過ごせた時間は私の大きな財産である。
MSFに通い始めてから、授業のある曜日を中心に毎日が展開した。新聞を読み、
漢字を練習し、エントリーシートを書き直し、先生に薦められた本を読み漁ったり
して、非常に濃密な時間が流れた。大学の友人のほとんどが就職先を得て遊びほう
けていたが、私には焦りや後ろめたさなどなく、むしろジャーナリズムの世界にの
めり込んで行くことに夢中だった。秋の採用試験はまさに背水の陣だが、MSFで
得た知識や経験に加え、先生や仲間の存在がいつでも私を勇気付けてくれた。
合格は、私一人の力では絶対に勝ち得なかった。山田先生、MSFの仲間、両親、
友人ら多くの人々に支えられて今の自分がある。
しかし、ジャーナリストは社会の多くの人々を支える職業だ。私はこのとてつもな
い使命を抱えてこれから生きていくことになる。
私は、「負けない」ジャーナリストになりたい。権力、暴力、不正、誘惑、弱さ。
挙げればきりがない。これらに立ち向かっていく勇気の尊さを私はMSFで教わっ
た。言葉で表現する職業に就くのに、この感謝の気持ちは上手く言い表せない。あ
りがとうございました。頑張ります。

NHK・記者内定 Mさん(元東京教室メーン講座受講生)
一度目の就職活動と二度目の就職活動、どちらが大変だったかと聞かれれば、私は
「比べられない」と答えるだろう。新卒の頃は、どうしても外資系証券の投資銀行
部門で働きたかった。証券業界は東大や慶應のOB、OGがほとんどで、理系またはバ
イリンガルでなければ難しいと知り合いに言われた。個人面接まで進めば、通る自
信があったため、書類選考で落とされないようにと米国公認会計士の資格を取得し
た。
証券会社を退社して二度目の就職活動は、プレッシャーがより大きかった。厳しい
証券業界で約2年働いたら、相手との心理戦である面接なんて楽勝だろうという証
券会社の同期や先輩からの目が気になった。証券会社を退社するときに「本当にや
りたいことをみつけなさい」と応援してくれた両親の気持ちに応えたいという思い
も強かった。また、ある面接官に「きみは結局、証券会社から逃げてきたんじゃな
いのか?」という指摘をされ、もう少し証券業界で頑張ってから記者をめざしても
遅くはなかったのではないか、自分の選択は正しかったのかと悩んだこともあっ
た。最終面接へ行った朝日新聞では内定をもらうことができなかった。自分に対す
るふがいなさでいっぱいだった。
けれど、その時に私は記者という仕事に対する淡い憧れが確かな目標にいつの間に
か変わっていたことを自分の中で確認した。たとえNHKで記者職の内定がもらえ
なかったとしても、私は秋の採用試験で再び受験を続けたことだろう。
新卒の皆さんと私に違うことがあるとすれば、それは私には社会人経験があったと
いうことである。新卒採用という採用試験の過程の中で、その経験が有利に働いた
ことも不利に働いたこともあったと思う。しかし、皆さんも社会人になり3ヶ月も
たてば、内定はこれからの社会人経験において、本当に小さなスタート地点にしか
過ぎなかったことを実感するはずだ。一回でマスコミ業界の内定を勝ち取ることが
できなかった人も悲観しないでほしい。もう一度、挑戦したっていい。内定をもら
うことができた他の業界で働くことも一つの勇気だ。遠回りしたほうが見えること
は多い。今までは知り合うチャンスのなかった人間と出会って、自分の中の価値観
が覆されるような出来事があるかもしれない。何が良かったかは、後でわかること
だ。
ただ、それぞれの思いを抱えてMSFの講座を選び、貴重な休日をMSFで過ごし
ているのであれば、講座を終えて家路についたとき、おおいに「悩む」べきだと思
う。懇談で同じニュースについて語った友人の視点が自分と違うのはなぜだろう、
作文で自分が合格点をもらえなかったのはなぜだろう、模擬面接で自分がしつこく
つっこまれた箇所のどこがいけなかったのだろう。それから、自分は何でマスコミ
人になりたいのだろう、他にやりたいことはないのかとぜひ毎週、悩んでいただき
たい。山田先生はマスコミ人を目指す私達の素人としての意見も決して否定した
り、訂正したりしない。先生が私達に与えるのはヒントときっかけのみである。
それは、私達に「悩む」ことを忘れないでほしいと願っているからではないかと私
は解釈している。

NHK・アナウンサー内定 Aさん(元札幌教室メーン講座受講生)
最初は皆が同じだ。「就職は?」と聞かれ、漠然と「マスコミかな」と答える。ち
ょっと人よりニュースを見て、新聞を読む。時事問題には多少自信がある。大学三
年の秋、私もそんな大学生の一人だった。
それがこの塾に入り変わった。中途半端な気持ちと知識のレベルの低さに気付かさ
れた。何より「マスコミ」という言葉の響きに憧れていただけの自分が恥ずかしく
なった。なぜ目指すのか、これを真剣に考え、悩み、そのために努力する。シンプ
ルだが、全てはここにあったのだ。
自分一人では、こう思っても何をすれば良いのかわからなかったと思う。途中で辞
めていたかもしれない。でもこの塾には同じように苦しむ仲間がいた。何より、最
高の先生がいた。
未熟な作文の添削、模擬面接、時事対策、熱意ある指導は自分も本気で努力して応
えなくてはいけない、そう思わせる内容だった。悩みを相談すると先生は自分のこ
とのように真剣に考えてくれる。そんな人柄に常に見守ってくれているような安心
感を感じたのは私だけではないはずだ。
人との出会いが人生を変えるという。先生の指導がなければ今の自分はなかったと
思う。今、私はこの言葉を噛み締めている。 

読売新聞社・記者内定 Sさん(元東京教室メーン講座受講生)
「MSFというマスコミ塾で半年間、真のマスコミ人になるための教育を受けてき
ました」。
多くの面接官が、受かるための面接対策や受験テクニックを教えるマスコミ塾や予
備校といった存在を毛嫌いしていると思う。だから新聞社を受ける際に必ずと言っ
ていいほど問われる「受験に際して、どんな対策をしてきたか」という質問に「マ
スコミ塾での勉強」と答えるのは、得策ではないのかもしれない。しかし、私はこ
れらの質問に対して胸を張って冒頭のように答えた。
MSFで学んだことに対して、私はちっともやましさを持っていなかったし、自信
を持っていた。それは全く付け焼刃のものでなかったし、小手先の受験テクニック
でもなかった。そもそも「受かるための勉強」ではなかったからだ。
今、MSFでの日々を振り返ってみて印象深い授業がある。その日は、私のエント
リーシートを基にした「面接クリニック」の日だった。私は準備してきた資料を他
の受講生に渡した後、最後に先生に手渡した。大した意味はない。単純に自分の席
から近い順に配っていっただけだ。しかし、私はその時、先生から一言叱られた。
思わず赤面してしまったが、こういった類の指導をしてくれるマスコミ塾があるだ
ろうか、と思った。
私は、先生に「社会に出るというのはどういうことなのか」を教わった気がする。
そして、究極的に言えば、私にとって、MSFでの授業は「なぜ、記者でなければ
いけないのか」を徹底して問い続けたものであった。その答えは、正直に言えば、
まだ明確なものではない。私が記者として生きていく上でずっと問い続けなければ
いけないものであるとも思っている。これから、記者を目指す方々にも、ぜひとも
この問いに対してじっくり頭がよじれるほど考えてほしい。焦る必要はない。一つ
一つの選考結果に一喜一憂することなく、真のマスコミ人に一歩でも近づいていっ
てほしい。

東映・総合職内定 Mさん(元札幌教室メーン講座受講生)
最初に言いたい。「粘れば勝てる」。
私の就職活動はほぼ一年間に及んだ。どんなに意気消沈しようとも諦めないことが
私の最大の勝因であった。それを教えてくれたのがMSFであり、山田先生であっ
た。大学3年生の夏休み、就職を意識し出した私は、既に働いている友人に就職に
ついて相談した。そして「どこも大変だ。ならば、とことん楽しくカッコいい仕事
がいい」という結論に達した。華やかなイメージのテレビ局を志望し、10月の初
めMSFの扉を叩いた。
初めてのMSFの授業で私は冷水を浴びた。筆記模擬試験は2割も出来ず、作文試
験は文字の垂れ流し。先生に言われなくても「こんなんじゃ受からない!」と自分
で気づいた。幸い時間がまだあったため、筆記と作文だけは早めに完成に近づけた
(←これは大事)。
毎週水曜日に行われていたメーン講座は楽しみであり、恐怖であった。毎回自分の
出来の悪さに直面するからだ。だが、それを克服しなければ強者揃いの就職戦線を
乗り越えられない。先生に進路相談したり、同じ教室の仲間と勉強会などしMSF
をフル活用した。マスコミに入るための知識のみならず「入ってから」を意識する
授業に刺激を受け、私の志望も「漠然とテレビ局」から「明確にNHK」へと変わ
っていった。だがNHKは落ちた。自信に満ちて志望書を書き上げ、作りたい番組
の構想や将来のNHK像を考えていたのにNHKは会ってもくれない。私は悲しく
なった。就職活動を通じて社会の厳しさを感じた一瞬だった。しかし、落ち込みは
したが諦めはしなかった。第一にここで止めたらカッコ悪いではないか!色々受け
まくった。テレビ局は勿論、広告、ラジオ、映画、新聞、音楽業界、メーカー、デ
ザイン事務所など、とにかく遮二無二であった。普通テレビ局に行きたい人はテレ
ビ局ばかり受けるだろう。私はそうしなかった。NHKから拒否された時点で「自
分はテレビ局に向いていないのではないか」という思いが生じていたためだ。
結果的に色々な会社を受けたのはよかった。OB訪問や企業研究をしていくうちに
自分の本当にやりたいことが見えてきたのだ。それは映画だった。自分の勉強して
いる芸術に近いし、海外にもビジネスチャンスがある。この時期(6,7月)、周
りの友人は内定ラッシュ。しかし、確固たるものが自分の中に出来たためか、不思
議と焦らなかった。本当に入りたい気持ちは面接官に伝わるもので、受けた映画会
社はどこも手応えがあった。映画会社から内定通知が来たのは8月の中旬。足掛け
一年、長い就職活動は私の粘り勝ちで幕を閉じた。
自分一人で頑張る自信のない方、まだ目標が漠然としている方に私は、是非MSF
をお薦めする(目標が明確な方はなお良い)。

マスコミ・スタディ・フォーラム TOP MSF札幌教室講座MSF東京教室講座MSF京都教室講座MSF通信指導講座